人と音色MAGAZINE
ちがいを知り、惹かれあう。ボーダレスな音楽フェス「ひときわ音楽祭」

ちがいを知り、惹かれあう。ボーダレスな音楽フェス「ひときわ音楽祭」

ちがいを知り、惹かれあう音楽祭

10月22日(土)秋晴れの神戸三宮。
「ちがいを知り、惹かれあう」をテーマに掲げたインクルーシブな野外音楽フェス『ひときわ音楽祭』を開催しました。この音楽祭は、障害の有無に関わらず多様な人々が一緒になってステージをつくるボーダレスな無料野外フェス。好きなこと、得意なこと、身体的特性もひっくるめた一人ひとりの”ひときわ”のちがいが響き合う体験を通して、人と人、人と社会がもっと仲よくなれる体験づくりに挑戦しました。

ひときわ音楽祭
開催日: 2022年10月22日(土)
時間:OPEN 11:30 / START 12:00 〜 17:00
場所:三宮プラッツ(兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目1−3)
料金:入場・観覧無料
主催:人と音色
後援:神戸市建設局
※ 本イベントの開催資金はクラウドファンディングを通じ、多くの方々にご支援いただいて開催しました。

コンセプト

ちがいを知り、惹かれあう。

好きなこと、得意なこと、身体的特性や不自由さもひっくるめて、
一人ひとりと丁寧に向き合えば向き合うほど、それぞれの独自の魅力が伝わってくる。

「ちがう」から、もっと知りたくなる。
「ちがう」から、惹かれ合う。
そして、あなたの「ちがい」も、もっとステキに感じられる。

わたしたちはこのインクルーシブな音楽祭をとおして、ちがいに耳を傾ける体験を一人でも多くの方に届け、お互いのちがいや障害を乗り越えること自体を楽しめる社会を目指していきます。

出演アーティスト

光陽師想真(自閉症ダンサー・狐神)
視覚,聴覚,触覚過敏などあらゆる感覚過敏や、識字障害・記憶障害・躁うつ・パニック症とともに地球で生きる。宇宙人150億才。ホームレス。狐舞ソロパフォーマンスをメインに、カンボジアやパレスチナ、ペルーなど各国のフェスや、テレビや映画にも多数出演。東京2020パラリンピック開会式出演。2021年、2022年の2年連続で東京都美術館 ZEN展 優秀賞を受賞。
酒井響希(全盲ドラマー)
2006年生まれ。2歳で全盲となってから音に強い興味を持ち、4歳からドラムを習い始める。ラジオ、テレビ出演、イベント出演等で活躍の場を広げ、東京2020パラリンピック閉会式、DefTechサマーライブ等大舞台にも出演。将来の夢は「世界中の人に勇気と希望を届けられるドラマーになること」
https://twitter.com/kentarock1020/status/1584118551572422657
TOMOYA(SOCIALWORKEEERZ創設者/会長)
『SOCIAL WORKEEERZ』創設者。『SOCIAL WORKEEERZ』では、DANCE FOR SOCIAL INCLUSIONをテーマに掲げ、ダンス・アート・エンターテイメントの非言語コミュニケーションを通じて、障害の有無関係なく、遊ぶ・作る・表現する空間を幅広く提供。高校時代から17年に渡って福祉☓エンターテイメントのムーブメントを牽引してきた。平日は発達障がいのあるご家庭の相談員。TOKYO2020パラ開会式出演。HIPHOPCREW CHAMPIONSHIPS優勝。Eダンスアカデミー/NHKWORLD/はなまるマーケット/ひるまえほっと等のテレビにも多数出演。
鈴木凜太朗(右手のないダウン症のピアニスト)
1991年1月11日生。兵庫県伊丹市在住。ダウン症候群。障害の判定は重度。右手首から先は先天的に欠損している。左手と右手首でクラシック曲などを演奏。11歳頃からピアノを始め、国際障害者ピアノフェスティバルに2度出場。第17回全球熱愛生命獎章授章(台湾)。
vongsign
2003年大阪にて結成された60年代ジャマイカ音楽の空気漂う超ルーディで激ユルいスタンスのオーセンティックなSKAバンド。ナニワのDUBマスターであるHAV氏(SOUL FIRE / SF Recordings)による録音~マスタリングを経て、初の7inchヴァイナル『C.H.O / Dahil Sayo』を2018年4月にリリース。翌年には活動16年目にして初の全国流通mini album『I’M A SKA 』をリリース。現在、ONE MUSIC CAMPをはじめとする全国各地の様々なイベント&フェスなどへの出演や、The Aggrolitesの来日ツアーでの共演など、vongsign的SKAを精力的に拡散中。イッツァーショータイム!
Lenon
やさしくて スリリング ノスタルジーで クラシック
ジャンルをこえて SEKAIへ それは まるで
にちじょうの ミュージカル どこにもなく自由で
凄まじく独創的で生々しい音作りをモットーに、ちいさな子供から やさぐれた老人まで楽しめるLenon world musicを奇天烈にplaying!!! まるで映画を観ているかの様に、その世界に潜り込んでしまったかの様に。ハートに響く スペシャルなshow timeを共有出来れば。オリジナル曲をメインに、様々なカヴァーソングも取り入れ bar/hotel/cafe/restaurant/live house/streetにてパレード開催!!!
 https://www.instagram.com/lenon_band/
irodori
年中サンダルをはいているアメリカ人のSean Rodriguezとサンダルははかない日本人Sachi Rodriguezによる音楽ユニット。夫婦で音楽教室FigTreeを運営しながら神戸を中心に全国各地でライブ活動を行っている。フォークミュージックをメインに、声のハーモニーを大切に楽曲作りを行う。2019年7月に初のEPをリリース。
AYANO with ごりぽん
全身をつかって音を表現するAYANO。それをサポートするゴリポン——遺品整理人のSAX横尾将臣(ゴリ)と、音楽療法士でキーボディストのえみりん(ぽん)—— のスリーピースバンド。エネルギッシュにパワフルな音楽をお届けします!
ツナガリ子どもバンド
ツナガリMusic Lab.に通う子どもたちと講師陣による大所帯バンドを結成!一人ひとりの得意や魅力を引き出し合い、この日この場所で生まれる新しい音楽の可能性に出会える!

メインMC

しまだあや
関西大学卒業後「HELLOlife」に入社、教育・就活分野のソーシャルデザインに10年間取り組んだのち、2020年に独立。note「小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話」や「今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く」が話題となり、作家活動スタート。Webや雑誌などにて、主にエッセイを執筆。 また、自宅の94%を開放しながら暮らしつつ、いろんな生活を実験中。出演番組に「垣根のない家」「私だけかもしれない講座」(いずれもNHK Eテレ)など。その他、企画やMC、通信制高校のカリキュラム作りなどにも携わる。
紙芝居屋のガンチャン
ニッポン全国街頭紙芝居大会2018大賞受賞。 全国のイベントなどで活躍している昔ながらのスタイルの紙芝居屋さん。 演目は全てオリジナルの紙芝居。 子どもからお年寄りまで幅広く楽しめる作品。 今までに作成したオリジナル紙芝居は300作を超える。 シアトル、ニューヨーク、メキシコ、台湾、ベトナムなど海外のイベントにも招待されるなど、紙芝居を通じての国際交流にも力を入れている。

当日レポート

ステージ&トーク

当日のステージは、テーマに掲げた『ちがいを知り、惹かれあう』の言葉のとおり、お互いのちがいを知る楽しさや、その魅力に気づく瞬間に溢れていました。街中を歩く人々も溢れ聞こえる音楽に足を止め、気づけば会場に入りきらないほどの人々が一緒になって盛り上げてくれました。

心が動く瞬間が何度も何度もありました!
音楽、ダンス、アートだから、その『人』の魅力が素直に伝わってきて、その表現を一緒に楽しみ、喜び合えた。『障害があっても』じゃなく、『障害も含めたその人』だからできる表現がある。生まれながらの”ありのまま”のよさだけでなく、いろいろな出会いや努力を経て、掴み取った今の自分を大いに表現されていたステージの数々は、その場にいた多くの観客に力や感動を与えてくださいました。

仲よくなるファンカード

演奏後の盛大な拍手だけでは伝えられない想いや、「君のことをもっと知りたい」「仲よくなりたい」というメッセージを、ファンカードに記入して送り合える仕掛けを用意しました。ポストに投函されたファンカードは後日、本人に届けられます。

ファンカードを手渡しする場面も!

アートワークショップ

音楽ステージの横では、みんなで一つの作品をつくる自由参加型のアートワークショップを開催しました!音楽に合わせて「神戸の海」をライブペインティングし、その上にさらに参加者が自由に描いたりモチーフを追加していきます。それぞれの感性がかけ合わさり、どんどんと姿を変えていくキャンバス。ちがいが掛合わさった、ここにしかない作品が生まれました。

フードブース

神戸・西元町にある『やさい食堂堀江座』が協力出店してくれました!やさいの重ね煮や発酵食をメインに、おもいやりとユーモアを盛り込んだお料理をお届けしているお店。近くの農家さんから仕入れた野菜を使ったお料理が人気!フェス当日は発酵食品ソムリエ「Sei」考案の野菜たっぷりなカレーが大人気でした。
https://horieza.com/

楽器体験ブース

ツナガリ子どもBANDでも活躍する誰でも弾ける楽器「インスタコード」を、自由に体験できるブースを設置しました。開発者のゆーいちさんと話をしながら沢山のひとが新しい演奏体験を楽しんでいました。

メディア掲載

●NHK大阪『ほっと関西』(2022/11/2 近畿全域で放送)
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20221102/2000067908.html

引用元:NHK NEWS WEB

クレジット

スタッフ

主催:人と音色
後援:神戸市建設局
フードブース:やさい食堂堀江座
アートブース:竹内永理亜、茂呂裕子
楽器ブース:ゆーいち(INSTACHORD
MC:島田彩、紙芝居屋のガンチャン
手話通訳:栗田一歩
運営&子どもBAND:武藤紗貴子、舘林明子、竹島恵美子、竹内真秀、井関文香
ボランティアスタッフ:NICK、加藤優妃、伊藤舞、たけし、かよ
音響:Zich
会場設備:vicinato
カメラ:西川優介
ロゴデザイン:松尾聡
クリエイティブディレクション:武藤崇史
舞台プロデュース:番長
企画・総合プロデュース:武藤紗貴子

サポーター

ゴールドサポーター

だれでも弾ける楽器「インスタコード」様

後援

神戸市建設局

関連記事『とっておきの愛 / わたなべあこ』

この音楽祭に参加してくれた「わたなべあこ」さんに、フェスで感じたことを自由にエッセイにして綴っていただきました。当時の心境が蘇ってくるステキな文章です。こちらも是非ご覧ください!

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