第2回『にこにこガッコウ』を開催しました
目次
第2回授業イベント「にかいめの、にこにこガッコウ」を開催!
『にこにこガッコウ』は、社会で活躍する方々を先生としてお迎えして、デザイン思考やアート思考など、様々な思考プロセスを軸に、おとなとこどもが一緒に学べる”学校じゃないガッコウ”です。こどもが学ぶ姿を見ながら、せんせいもおとなもにこにこして学び、成長できるようなプログラムを展開していきます!(にこにこガッコウについては、コチラの記事をご覧ください)
7月15日(土)比較的涼しい初夏の東京にて第2回授業イベント「にかいめの、にこにこガッコウ」を開催。今回も体験や経験を中心に、おとなもこどもも先生も学び合える一日を目指して準備しました。
当日の様子
朝の会
「みんなでにこにこ学び合う」を声を合わせて唱えてスタート!
朝の時間には、深津先生から参加者へ「おとなも、こどもから学びましょう」というにこにこガッコウの特徴とともに「こどもはおとなが知識を与える対象ではなく、子どもが示してくれることを真剣に受け止めることを大切に考えてみてください」とメッセージを伝えていました。
1時間目 国語 「10年後に読みたい。家族新聞をつくろ」ウ!(NewsPicks for Kids)
第一回に引き続き子ども新聞「NewsPicks for Kids」編集長の金谷さんとアートディレクターの櫻田さんが「紙面の編集」を体験する授業を担当。『10年後に読みたい新聞』というお題で、おとなから子ども、または子どもからおとなへインタビュー(取材)をおこない、それを1枚の紙面にまとめていく、編集のプロセスを体験しました。「働かなくてもいい世界」「10年後のガチャガチャ」「10年後の学校」などユニークな一面見出しが生まれていました。また紙面のまとめ方も、イラストを描いたり、見出しを立体にデザインしたり、間取りを描いてみたりと、それぞれのアイデアが光っていました。
2時間目 給食 「食べることって何だろ」ウ?(STUDIO HOLIDAY)
1時間目で頭をつかった後は、カフェスペースに移動して給食の時間。
「わたしの〇〇なサンドイッチ」をテーマに、普段はおとなからこどもへ料理をつくってあげることが多いところ、この時間では”こどもからおとなへ”相手のことを考えながらサンドイッチを作ってあげる、という体験を用意。各テーブルで思い思いのサンドイッチが誕生していました。
3時間目 写真 「家族のにこにこを写そ」ウ!!(タカムラダイスケ)
写真の授業では、こどもたちがカメラマンとなり、お父さん・お母さんらしさを引き出す撮影に挑戦。「すぐおこるけど、おもしろい」「やさしくて、よく寝てる」「あそんでくれて、りょうりが上手」など、改めて被写体のお父さん・お母さんのことを言葉にしてコンセプトをつくり、カメラのレンズを向ける時にはワークシートに書いたことを声にだして伝えてみます。おとなたちは嬉しそうだったり、恥ずかしそうだったり、素敵な笑顔をみせていました。撮影後はみんなで集まり、大画面で鑑賞会。撮影で工夫したことや、撮られる側に立ったおとなの感想をインタビューすると大盛りあがりでした。
4時間目 算数 「ルールを書いて、ゲームを作ろ」ウ!(朝戸一聖)
算数の授業は「期待値」を体験で学びました。普段子どもたちが慣れ親しんでいるゲームを通して、確率や期待値について説明していると、難しい内容でも大いに盛り上がっていました。特におとなたちが知的で楽しい内容に引き込まれている様子。後半は、各テーブルですごろくをつくるワークショップ。サイコロ2つと紙2枚だけで作るシンプルなすごろくも、「競争」「うん」「まね」「めまい」とゲームの楽しい要点を掴んで設計すると、奥深く楽しめるゲームになることを体感していました。
にこにこカードを一部ご紹介
今回も、にこにこガッコウ独自の”えがおになれる通信簿”『にこにこカード』をご用意。家族や一緒に参加しているともだち、先生やスタッフなど、様々なひとへメッセージを書いていました。この日もたくさんのにこにこカードがポストへ投函されました。
みんなのにこにこボード
第2回「にかいめの、にこにこガッコウ」
開催日程:2023年7月15日(土) 11:00〜15:00
場所:株式会社ユーザベース(東京都 千代田区 丸の内2-5-2 三菱ビル)
対象年齢:5〜10歳のお子さんと保護者(11歳以上も可)
https://niconico-gaccou.com/230715_event