【年末ブログ】2025年をふりかえり
目次
本年も大変お世話になりました。気づけば、2025年も年の瀬を迎えています。
今年も、人と音色にとってうれしいことも、悩んだことも、学びも、本当にいろいろな出来事がありました。私たち自身も、迷いながら、問いを抱えながら進んだ一年でした。
この年末ブログでは、「よかったことも、大変だったことも、まるっと」人と音色の一年を振り返ってみたいと思います。少し長くなりますが、よければ 今年の取り組み一覧 として、お付き合いいただけたらうれしいです。
2025年の大阪・関西万博

神戸に拠点をおく私たちにとって、2025年の大阪・関西万博は、とても身近であり、同時に大きなチャレンジのフィールドでもありました。
「インクルーシブ」「音楽」「子どもたちの挑戦」これまで人と音色が積み重ねてきたテーマが、万博という舞台でどのように交わるのか。そんな問いを抱えながらの一年でした。
◯英国パビリオン『Park Track Picnic』(3月)

大阪・関西万博の英国パビリオンが掲げるテーマ「Come Build the Future(ともに未来をつくろう)」。アイデアのひとつひとつは、積み木と同じように、組み合わせや集積によって様々な未来を拓く可能性を秘めている、そんなメッセージが込められています。そんな英国パビリオンのメッセージを体現するイベントとして「Park Track Picnic(パークトラックピクニック)」の企画・プロデュースに挑戦させていただきました。
子どもたちが思い思いに音を集め、その場にある「ちがい」を持ち寄って、みんなでひとつの音楽をつくりあげていく体験。ひとりひとりの視点や感性の違いに光をあて、「それ、おもしろいね」と感じ合える時間。その違いが混ざりあうことで生まれる魅力に出会ってほしい――そんな人と音色の想いも込めたイベントでした。
このイベントで生まれた音楽 「PLAY THE CITY」 は、9月に英国パビリオン内で開催された『demo!expo Afternoon Tea』にて披露されました。音楽制作に関わった子どもたちやその保護者の皆さま、そして エディンバラ公爵殿下および公爵夫人殿下 にもご臨席いただくという、忘れられない経験となりました。

◯ひときわ音楽祭 in EXPO2025(5月)

障害の有無や年齢、ジャンル、表現方法に関わらず多様な人々が一緒になれるインクルーシブな無料音楽フェス「ひときわ音楽祭」を開催しました。4年目となる本年は、多くの方々のご協力のもと、大阪・関西万博の会場内、大阪ヘルスケアパビリオンのステージ で開催することができました。
「音楽やパフォーマンスがかっこいい」
「そのアーティストのもつ特性や背景、ちがいの魅力を知る。」
「もっと知りたくなる。」
そんな体験を大切にしてきたこの音楽祭。万博という開かれた場で実現できたことは、私たちにとっても大きな節目でした。
■レポート記事: https://note.com/hitokiwa/n/nb4b4ca5f4241
ツナガリMusic Lab.
◯ツナガリMusic Lab. に5名の先生がジョイン!!
今年は5名の先生がツナガリMusic Lab.の講師として仲間に加わってくれました。

ななか先生は2024年に社会人インターンとして仲間に加わり、2025年からは神戸北野教室の講師としても働いてくださることに!ななか先生は、フレッシュで優しい歌が魅力的な先生です。子どもたちに寄り添う関わりを大切にしていて、一人ひとりの気持ちにしっかり耳を傾けてくれています。

りさ先生は小・中・高の教員免許を持つドラマー・ミュージシャンで、数々なステージでドラマーとして活動するアーティスト。レッスンのほか「音楽を食べて体感する実験イベント「味覚音楽」や、ツナガリのインスタグラム運用など幅広く教室運営を担っていただいてます。

あさみ先生は音楽教室や幼稚園、ABA療育の現場などで経験を積み、ツナガリMusic Lab.にやってきてくれました!これまで多くの現場で学ばれてきた知識や、子どもたちと関わってきたご経験を活かして活躍してくださっているとても頼もしい先生です。

もっちー先生は、海外で約10年にわたり留学や演奏活動を重ね、障害者支援の現場でも豊富な経験を経てツナガリに!国内外で培ってきた演奏技術を活かし、ツナガリMusic Lab.でも、子どもたちが音楽の楽しさや表現する喜びを感じられる時間をつくってくださる素敵な先生です!

みか先生は、療育現場での支援や乳幼児向け親子リトミッククラスの開催など、これまで多くのお子さまや親御さまに関わりながら経験を積んでこられた先生です。音楽を通して人と人がつながる空間を大切にし、お子さま一人ひとりの楽しみ方や取り組みやすさを考えたレッスンを行ってくださっています!
それぞれに異なるバックグラウンドや得意分野を持つ先生たちと一緒に楽しみながら、互いに学び合い成長をし続けていきたいと思います!
◯ツナガリMusic Lab. 鎌倉教室オープン(12月)

神奈川県鎌倉市に、発達に特性のある子どもたちの自己肯定感を育てる音楽教室『ツナガリMusic Lab. 鎌倉教室』を開校する運びとなりました。スタジオLIFE BEAT LABの協力のもと開校いたしました。
教育や音楽の素晴らしい取り組みの多い鎌倉という地に新教室を開くことで私たち自身も学ばせていただき成長し続けながら、さらに多くの子どもたちに、音楽の楽しさや「できた」という成功体験を届けたいと思います。
■プレスリリースはこちら!
■エキスパートニュースにも記事にしていただきました!
◯ツナガリコンサート2025(2月、8月)
ツナガリMusic Lab.の発表会『ツナガリコンサート2025』を開催しました。今年は東京の教室でも初めて外部のイベントスペースでの開催。

ツナガリコンサートのテーマは「自分を認める・互いに認め合う一日」。神戸では7回目となるツナガリは今年も、生徒さんとご家族の皆様と、ひとりひとりのチャレンジを讃え、出演した生徒たちのそれぞれ違う魅力的な演奏に拍手を贈る、こころあたたまる一日となりました。
▼神戸のコンサートでは、がんばる講師陣の姿も撮影してみました!
◯BE KOBEミライセッション2025 特別感謝賞を受賞(12月)

神戸の子ども支援に関わる団体や個人、企業が一堂に会し、その活動を発表・共有・表彰することで、子ども支援の輪を広げ、未来を創ることを目的としたプロジェクト『BE KOBEミライセッション2025』にて、特別感謝賞 を受賞しました!
これからも、神戸のまちのミライをつくっていく子どもたちを、音楽の力で支える活動を、一歩ずつ、丁寧に広げていきたいと思います。
イベント&ワークショップ
◯ツナガリバンド
ツナガリバンドが、今年も大活躍でした!ステージを重ねるごとに、音も、表情も、チームワークも、ぐんぐん成長していく姿がとても印象的でした。
-ひときわ音楽祭 in EXPO2025(大阪・関西万博、5月)

-しあわせの村「ミュージックパーク」(神戸、11月)

-あかしパラスポフェスタ2025(明石、10月)

-春の里フェスティバル(丹波、10月)

来年も出演のご依頼をおまちしております!
◯SoundBoxワークショップ(しあわせの村)(11月)

神戸の「しあわせの村」にて開催されたイベント「ミュージックパーク」に、ツナガリバンドの出演と、ミュージックボックスワークショップの共同出展で参加しました。私たちは、サウンドボックスというプロダクトを企画・開発。性別、年齢、障がいの有無を問わずみんなが一緒に、音に触って楽しめる箱型の楽器デバイスをお披露目しました。

◯ボーネルド PLAYCUBE サマースクールワークショップ

グラングリーン大阪の次世代型探求施設「PLAY CUBE」にサマースクールで音楽に関連した体験のプログラムを企画・実施させていただきました。
■楽器工作ワークショップ「だれかのための情景楽器」
本ワークショップでは、子どもたちが
・だれのために楽器を作るか
・どんなシーンで使うか
・どんな気持ちにさせたいか
を考え、デザインプロセスから形にする工作までを体験。最後は自分たちの手で作った“世界にひとつの楽器”を持ち寄り、合奏を楽しみました!
■自由に音楽をつくる作曲ワークショップ「Soundscape Mixtape」
子どもたちはPLAY CUBE内や屋外にある“音”を録音し、それを組み合わせて音楽に変換。さらにハーモニーやリズムの要素を取り入れながら、音楽性も学びました。楽しさと学びを両立した教育プログラムとして、子どもの創造力や表現力を育む時間となりました。
◯教育団体向けコミュニケーション研修(こどもサポートステーション・たねとしずく)
子ども支援のスタッフ様、及び学生ボランティアの方々を対象に、3ヶ月に渡って応用行動分析学(ABA)を体系的に学び、コミュニケーションや支援方法の軸を作っていく講座を担当させていただきました。
組織内の共通言語や、悩んだ時に立ち返る拠り所となる学術的な視点を取り入れていくためのサポートをさせていただいております。
こうした組織支援は来年以降も活発化してまいりたいと思います!

わたくしごとですが・・・
完全に私事ですが、今年4月に舞子に引っ越しました。
海と空が近く、少し立ち止まって考える時間を持てる環境になりました。
ぜひお気軽に遊びに・泊まりに来てくださいね。子どもたちも大歓迎です。

おわりに
2025年も、人と音色に関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
来年も、子どもたちの表現や、人と人がつながる瞬間を大切にしながら、新しいチャレンジを続けていきます。どうぞ、良いお年をお迎えください。
人と音色のご紹介
人と音色は「ちがいに、耳を傾ける。」をテーマに、ひとりひとりの「ちがい」と向き合う教育研究チームです。学校や家庭、地域の習い事教室などあらゆる場所が子どもたちにとって「安心して挑戦できる場所」となるように、障害児教育の専門家として地域の人びとと力をあわせ「挑戦のユニバーサルデザインに向かって活動しています。
人と音色では、
・子ども向け音楽・表現ワークショップ
・インクルーシブなイベント企画・プロデュース
・教育施設・自治体・企業との協働プロジェクト
などのご相談もお受けしています。
子どもたちの未来のため、来年も一緒にやれること探しましょう!
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